白亜紀前期に生息していた草食恐竜の一種です。
二足歩行で歩行し、鼻先にはくちばし状の口を持ち、後ろには長い尾をもっています。

体の特徴

イグアノドンは、約2.5億年前に生息していた草食恐竜で、前肢が短く、後肢が長く発達しているのが特徴的です。
後肢には3本の指があり、足の先には大きな鉤爪がありました。
また、口には繊維質の鋸歯状の歯を持っていて、草や葉っぱを食べることができました。

食べ物

イグアノドンは草食恐竜で、主に木の葉や草を食べていました。
口には鋸歯状の歯を持っているため、繊維質の草や木の葉を切り裂いて食べることができました。

性格

よく分かっていませんが、他の恐竜と同様に社会性があったと考えられています。
また、イグアノドンの歯の磨耗が均等だったことから、歯を鳴らしながら群れで移動することができたとも言われています。

全盛期

全盛期は約1億年前の白亜紀前期で、地球上の陸生動物の中でもっとも繁栄していた時期の一つでした。

発見

化石はベルギー、イギリス、ドイツ、スペイン、アフリカ、北アメリカなど世界中で発見されています。
最初に発見されたのはイギリスのサセックスで、1825年に化石の歯が発見されたことがきっかけで、恐竜の存在が知られるようになりました。